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VM エージェントを利用したオフラインでのホスト情報の登録方法 (Linux 編)


動作に必要なパッケージ

オフラインモード用 Linux 版エージェントの動作は、以下のパッケージがインストールされていることを前提としています。ホストにインストールされていない場合は、事前にイントールしてください。

○ RedHat Enterprise Linux/CentOS
  unzip ruby openssl
○ Ubuntu/Debian
  unzip ruby openssl curl

ホスト情報ファイル

オフラインモード用 Linux 版エージェントのコマンド実行終了後に、生成されるホスト情報ファイル名は、以下の通りです。このファイルをVMサーバの「データ取込」機能を利用して読込み、ホスト情報を登録します。

○ ディストリビューション共通
  output.json (本説明内でのファイル名です。変更可能です。)

オフラインモード用 Linux 版エージェントの設定

  1. ダウンロードページをブラウザで開きます。
  2. 「SIDfm VM サブスクリプション契約約款」および「ソフトウェア使用許諾契約」に同意し、チェックを入れたあと「ダウンロードページ」をクリックします。

  3. Linux 版 (オフラインモード用) VM エージェントのアーカイブファイルをダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに展開します。なお、エージェントを実行するためには bin というディレクトリにファイルが存在する必要があります。この説明では、 /mnt/bin ディレクトリに展開します。
    # cd /mnt/bin
    # tar xzf sidfm-vm-agent-1.1-1.tar.gz
  5. VM エージェントの設定を行います。
    ネットワーク経由でデータを送信しないため、VM サーバの URL 設定 (1番目の引数) はダミーで構いません。
    2番目の引数はホスト名は、ここの指定は利用されませんのでダミーの値を設定します。
    3番目の引数は VM エージェントを展開した場所を指定します。3番目の引数 + /bin のディレクトリに VM エージェントが存在するように指定してください。
    # ./generate_config.rb http://dummy dummy /mnt

ホスト情報ファイルの出力

  1. VM エージェントを実行して、ホスト情報のファイルを出力します。

    下記のコマンドを実行すると、output.json というファイルが出力されます。この ファイルが取込用のデータになります。VMサーバとVMエージェントが、直接ネットワークで接続されていない場合は、USB メモリなどの記憶媒体を利用して、ファイルを移動してください。

    # ./vm_agent.sh -local output host1.example.com
    引数
    -local : ホスト内部へのホスト情報ファイルの出力
    output : ホスト情報ファイルのファイル名。.json が付加され、output.json となります。
    host1.example.com : ホスト名(FQDN を推奨)。オフラインモードでは明示的に指定する必要があります。

ホスト情報ファイルの登録

  1. SIDfm VM サーバにログインします。
  2. 左袖のメニューから「ホスト設定」画面に移動します。
  3. 「データ取込」ボタンを押します。
  4. 画面上の必要事項を入力し、「取込データファイルの指定」欄にホスト情報ファイル (output.json) を指定します。
    ホスト情報ファイル (output.json) の仕様については、こちらをご参照下さい。
  5. 画面の内容を確認し、「アップロード」ボタンを押します。
  6. ダイアログを消去します。
  7. 画面をリロードし、正しくホスト情報が登録されていることを確認します。