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導入事例

TISシステムサービス株式会社

TISシステムサービス株式会社

情報収集にかかる工数が半分以下になり、属人化も解消することができました。

TISシステムサービス株式会社
ビジネスサービス本部 ビジネスサービス第7部 輔信 邦宏 氏

企業概要
システム運用と保守を中心としたITアウトソーシング事業を展開。オンプレからクラウドまで24時間体制で提供するマネージドサービス事業、業務アプリケーションの運用設計や運用管理を請け負う業務運用サービス、顧客常駐型の運用支援サービスの3つの形態を軸に、多様な顧客ニーズに応える柔軟なアウトソーシング事業を展開している。

導入前の
課題

  • 脆弱性情報の収集を手動で行っており、多数の情報源を個別に確認する必要があったため時間的な制約が大きく、運用負荷が高かった。
  • 管理すべき脆弱性の対象が増えたことで既存のリソースでは対応が追いつかなくなり、属人化による情報漏れや英語情報に対する誤訳のリスクが課題となっていた。

導入後の
成果

  • 情報収集にかかる工数が半分以下に短縮され、管理対象機器やシステムを拡大でき、運用体制全体が強化された。
  • メール通知を活用することで重要な脆弱性情報の即時確認が可能になり、迅速かつ効率的な対応が実現した。

手動による脆弱性情報収集の運用負荷が高かった

SIDfmを導入したきっかけをお聞かせください。

私が所属している部門では、社内インフラ周りの管理から新サービスの企画化までを担当し、まず社内展開を行った後、ビジネスとして展開するという方針で事業を進めています。
脆弱性情報収集は以前から行っていましたが、特定の機器やシステムは1〜2名で対応しており、保守・管理対象の機器が増加する中でリソース的に対応が難しくなっていました。

昨年度からセキュリティニュースが増え、情報セキュリティ強化の要求が高まる中、従来の運用方法では課題が顕著になりました。これまで、脆弱性情報の収集は各担当者が手動で行っていましたが、情報を迅速に収集し適用する必要性が高まる中、この手動作業には大きな負担がかかっていました。また、限られた人員では対応が追いつかない状況に陥っていました。
さらに、各担当者が異なる情報源を参照していたため、情報収集が属人化し、ミスや見落としのリスクが増加していました。特に、情報源の多くが英語サイトであったため、誤訳のリスクも不安材料となっていました。こうした課題を解決するため、情報を一元化し、効率的に管理できるツールの導入を検討し始めました。

情報が一元化できることと日本語の情報コンテンツの充実が導入の決め手に

SIDfmを選んだ決め手は何でしたか?

情報が一元化されて確認できる点が非常に魅力的でした。これまで複数の情報源を個別に参照していた煩雑さが解消され、作業工数を大幅に削減できると思ったのです。
また、脆弱性情報コンテンツがすべて日本語であることも重要なポイントでした。日本語でわかりやすく情報が得られることで、情報の理解の精度と速度が格段に向上すると感じました。情報量が豊富で更新頻度も高く、求めていたものと完全に一致しており、SIDfmは課題を解決できる最適なツールだと思いました。コストに関しても、人が対応する工数と比較すると十分に採算がとれると判断しました。

情報収集時間の大幅短縮と管理対象範囲の拡大を実現できた

導入後、どのような効果がありましたか?

脆弱性情報の収集にかかる時間は体感で半分以下になりました。以前は、複数の情報源を個別にチェックしていたため、多くの時間を取られていましたが、現在はSIDfmのメール通知を受け取るだけで必要な情報がすぐに手に入ります。また、今まで対応しきれなかった対象機器やシステムも管理対象に加えることができました。これまで保守管理の対象外だった領域も取り組めるようになり、お客様も含めて運用体制が強化できました。
また、SIDfm導入後は属人化も解消され、誰が担当しても均一な対応が可能となりました。これらの効果は、業務負荷の軽減だけでなく、全体的なセキュリティの維持や向上にもつながっています。

SIDfmはどのような企業におすすめですか?

情報システム部門が少人数で、幅広い製品を扱っている企業にはSIDfmは非常に役立つツールだと思います。
多くの情報源から脆弱性情報を取得している企業には、工数削減につながるのでおすすめです。

ありがとうございました。