2024年11月21日
- プレスリリース
サイバーセキュリティクラウドの脆弱性情報収集・管理ツール『SIDfm』をベネッセコーポレーションに導入
株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都品川区、代表取締役社長 兼CEO:小池 敏弘、以下「当社」)の脆弱性情報収集・管理ツール『SIDfm(エスアイディエフエム)』が、「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」などを展開する株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長 : 小林 仁、以下:ベネッセ)に導入されました。
■『SIDfm』導入理由
ベネッセでは、自社及びベネッセホールディングスのグループ会社全体へのセキュリティ対策の一環として脆弱性管理業務を実施しています。
日々、脆弱性情報を確認し、英語の情報は日本語への翻訳を行い、不足している情報についてはセキュリティサイトを巡回して手作業で収集していました。しかし、こうした作業の効率化と属人化している部分を解消するために、ツールで補完する必要性を感じていました。
これらの課題に対応するために、必要な脆弱性情報を自動で収集し、さらにセキュリティアナリストが専門的な視点で読み解いた日本語の解説が付加された情報を活用できる点、またグループ会社の担当者との間で収集した脆弱性情報の連携を効率化できる点より『SIDfm』を導入いただきました。
【株式会社ベネッセコーポレーション インフラ・テクノロジー部 セキュリティサービス課 課長 柴田有輝氏からのコメント】
昨今のサイバー攻撃の激化により、脆弱性情報の収集・分析・対応を速く・正確に行うことがますます重要になってきました。
これまでは複数人でニュースサイトを巡回し、脆弱性に関する情報を収集していたため、かかる時間のバラツキや漏れが発生していましたが、「SIDfm」を導入することにより、情報収集速度や品質の向上ができました。一部、ベネッセでよく利用しているソフトウェアが非対応でしたが、リスエストを挙げることで4つのソフトウェアに対応いただきました。ユーザと一緒にサービスを進化させてくださる姿勢も非常にありがたいです。
「SIDfm」を活用し、私たちの製品・サービスをお客様に安心・安全に提供できることを期待しています。
■脆弱性情報収集・管理ツール『SIDfm』について
脆弱性情報収集・管理ツール『SIDfm』は、脆弱性対応の運用を効率化するツールです。OS・アプリケーション・ネットワーク製品の脆弱性情報を世界中から自動で収集・蓄積します。自社に必要な情報だけをすぐに特定できる機能により対策すべき脆弱性とその対策内容が一目でわかります。さらに、脆弱性の対処進捗の記録・管理まで行うことができます。
『SIDfm』の最大の特徴はコンテンツの質です。NVD、KEVなどのメタデータとベンダーのアドバイザリー情報、JVNなどの情報をセキュリティアナリストが専門家視点で読み解きリスク評価し「独自指標」「日本語の解説」を付加した脆弱性情報を提供しています。『SIDfm』の情報だけで、概要から影響を受けるバージョンや対処方法などが日本語ですぐに理解・把握できるため、優先すべき脆弱性の対処にリソースを集中させることができます。
『SIDfm』サービスサイト:https://sid-fm.com/
■株式会社サイバーセキュリティクラウドについて
住所:東京都品川区上大崎3-1-1 JR東急目黒ビル13階
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 小池敏弘
設立:2010年8月
URL:https://www.cscloud.co.jp/
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」をビジョンに掲げ、世界有数のサイバー脅威インテリジェンスを駆使したWebアプリケーションのセキュリティサービスを軸に、脆弱性情報収集・管理ツールやクラウド環境のフルマネージドセキュリティサービスを提供している日本発のセキュリティメーカーです。私たちはサイバーセキュリティにおけるグローバルカンパニーの1つとして、サイバーセキュリティに関する社会課題を解決し、社会への付加価値提供に貢献してまいります。